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京都の名所「竹の径」復旧急ぐ 台風被害、近く人気イベント

風の影響を受けて道側に曲がった竹。市職員が整備や点検を進めている(向日市・竹の径)
風の影響を受けて道側に曲がった竹。市職員が整備や点検を進めている(向日市・竹の径)

 各地に猛威をふるった台風21、24号で被害を受けた京都府向日市の観光名所「竹の径(みち)」の補修作業が、今月下旬に行われる同市の人気イベントに向けて始まっている。一帯は強い風の影響で竹が横倒しになり、竹垣も壊れるなどしており、趣ある景観の復旧が本番に向けて急ピッチで進む。

 竹の径は、向日市北西部に位置する全長1・8キロの竹林。放置林対策として市が2000年から整備し、府の文化的景観に選ばれるなど観光資源として活用されている。二つの台風の影響で、道路をふさぐように竹が倒壊、2週間近く全域が通行止めになった。竹垣計約140メートルも倒れたり破損したりするなどの被害も出た。

 催しは市観光協会主催の「竹の径・かぐやの夕べ」。4千個以上の竹あんどんによるライトアップが生み出す幻想的な雰囲気に、例年約1万5千人が訪れる。現在も通行可能な状態ではあるが、景観面から修繕が必要なため市や業者でつくる市竹産業振興協議会が、曲がってしまった竹や竹垣の改修などに取り組んでいる。

 協議会の田中益一会長(64)=同市物集女=は「被害の大きさに驚きと悲しみを受けた。夜の竹林の美しさを例年のように感じてもらえるよう協議会として最大限努力したい」と話した。

 かぐやの夕べは20、21日の午後5時半から。竹製品の展示や音楽ステージ、飲食物の販売もある。問い合わせは市観光協会075(963)6504。

【 2018年10月03日 09時41分 】

ニュース写真

  • 風の影響を受けて道側に曲がった竹。市職員が整備や点検を進めている(向日市・竹の径)
  • 台風21号の強い風で道をふさぐように横倒しになった竹(9月5日)
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