唯一のスーパー閉店の町に新たなスーパー 京都・福知山三和町

覚書を手に握手を交わす佐藤社長(右)と大橋市長=福知山市内記・市役所
覚書を手に握手を交わす佐藤社長(右)と大橋市長=福知山市内記・市役所

 京都府福知山市三和町の学校給食センター建設計画跡地の活用について、同市はこのほど、「さとうフレッシュフロンティア」(兵庫県豊岡市)と契約に関する覚書を締結した。今後の本契約を経て、来年7月に小型スーパーが開店する。23日に市役所で両者の懇話会があり、同社が市に店舗計画などを示した。

 計画跡地は、同町千束の約5千平方メートル。2006年に旧三和町と福知山市が合併した際に合意した給食センター建設計画が破綻して以降、更地の状態が続いていた。市は今夏、特産品直売所を併設した施設運営を条件に、賃貸で土地を利用する民間事業者を公募。同社のみが応募し、9月に覚書を締結した。借地期間は20年間。

 同社は福知山市に本部を置く「さとう」のグループ会社で、北近畿でスーパーを展開。三和町では、夜久野町に続き市内2店舗目となる小型店「ミニフレッシュ」を開店する。延べ床面積は夜久野店と同規模の約670平方メートル。うち約30平方メートルを直売所とする方向で、農家でつくる地元団体と協議している。

 懇話会には、同社の佐藤総二郎社長と大橋一夫市長が出席。三和町では今年2月に唯一のスーパーが閉店しており、佐藤社長は「1人でも多くの方に喜んでもらえるよう、全力を尽くしたい」と述べた。

【2018年10月24日 12時20分】