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京都・嵐山は混んでますえ 紅葉に合わせて予測サイト 

嵐山地域のエリアごとに時間別の混雑度を表示するサイトのイメージ
嵐山地域のエリアごとに時間別の混雑度を表示するサイトのイメージ

 特定の観光地に集中する観光客を分散化させようと、国土交通省と京都市、市観光協会は、紅葉シーズンの嵐山地域(右京区、西京区)を対象に、混雑度の予測結果をウェブサイトで表示する実験を行う。エリア別に情報提供し、訪問する日と時間帯での検索にも対応する。調査地域の各所に設置したセンサーで観光客らが持つスマートフォンのWi―Fi(ワイファイ)データを捕捉し、予測する仕組みで、国内初の試み。

 サイトは「嵐山快適観光ナビ」で、11月10日~12月17日の期間限定で開設する。訪日外国人観光客の急増に伴う地域への影響を抑えるための国の実証実験で、時間や場所の分散化に重点的に取り組む京都市を選んだ。利用者の反応を踏まえて市内での継続や他地域への導入を検討する。

 利用者は、訪れる日と時間帯(午前、午後、全日)を入力し、「渡月橋エリア」「大覚寺エリア」など8エリアを選ぶと、1時間ごとの混雑度を棒グラフで確認できる。

 利用者は混雑度を踏まえ、人気名所を比較的すいた時間帯に訪れることができる。人気名所が混んでいる時間帯は、周辺の観光地を巡るコースを案内してもらえる。「ご朱印巡り」「フォトジェニックな嵐山の旅」など8テーマを用意する。

 センサーは寺社や商店街、鉄道駅など13カ所に9月中旬に設置した。サイトの開設時は設置後約2カ月間で蓄積したデータを元に混雑度を予測する。実験中も引き続きデータを収集して精度を高め、紅葉シーズンの混雑緩和に役立てる。

 市観光MICE推進室は「紅葉シーズンでもゆったりと観光し、隠れたスポットも周遊してもらって嵐山地域全体の活性化にもつなげたい」としている。サイトは日本語と英語に対応する。アドレスはhttps://arashiyama.fun

【 2018年11月01日 08時21分 】

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