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京都市の待機児童、8年ぶり増加 10月時点で55人

京都市の待機児童数
京都市の待機児童数

 京都市の10月1日時点の待機児童が8年ぶりに増加に転じたことが28日、分かった。市は保育施設の新設や定員拡大を後押ししているが、利用申し込みが想定以上に増えたことが影響したという。市は4月1日時点では5年連続で待機児童ゼロを達成し、10月時点でも来年度のゼロを目標に掲げているが、保育士不足などから見通しは厳しさを増している。

 市によると、10月の待機児童は55人で、前年同月に比べ3人増えた。市は毎年4月に保育施設の定員を1千人前後増やすなど対策を強化してきたため、待機児童は2010年の359人をピークに以降は減少を続けた。12、13年は227人で横ばいだったが、14年は100人を切り、17年は52人まで減っていた。

 しかし女性就労者の増加で10月の保育施設の利用申込者が4月から1658人も増え、一部児童が保育施設に入れなかった。

 小学校に入学する児童との入れ替えがある4月に比べ、10月は調整が難しい。市は「4月は入所希望が多くても定員増で対応できるが、10月は定員に空きが出にくい」と説明する。

 市は年度途中の10月についても待機児童を解消する方針だが、保育士人材が不足していることから、保育施設の定員拡大などを続けるのは容易ではない。

【 2018年12月29日 09時18分 】

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