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市内全小学校に人型ロボット、九九も一緒に 宇治が「配属」

宇治市内の全22小学校に配備されるペッパー(京都府宇治市役所)
宇治市内の全22小学校に配備されるペッパー(京都府宇治市役所)

 京都府の宇治市教育委員会は13日、2020年度からプログラミング教育が小学校で必修化されるのを前に、市内全22小学校にソフトバンクの人型ロボット「Pepper(ペッパー)」を新年度に導入すると発表した。19年度一般会計予算案に関連予算690万円を盛り込んだ。触れ合いを楽しみながら、論理的思考力や対話的で深い学びを後押しする。

 昨年6月に、市が同社と締結した包括連携協定に基づく事業。同社は17年度から全国600校を超す小学校にペッパーを貸し出してきたが、全小学校への導入は京都府内自治体では宇治市が初めてという。

 ペッパーの動きや話す内容を簡単にパソコン画面上で操作でき、九九や英語といったさまざまなアプリを使って学べる。他校の事例では、ペッパーを操作して推薦本を紹介したり、本にまつわるクイズを出したりして図書室の利用者増につなげるなど、児童が課題発見から解決まで主体的に取り組んでいるという。宇治市では総合学習のほか、あいさつ運動など授業以外での活用も見込む。

 市教委はこのほか、府教委が小学4年と中学1年を対象に行っている学力診断テストに関連し、小学3年を対象にした独自の学力テストを新年度から行う。国語のみで、小学1~2年の学習内容を予定する。市教委は「国語は全ての学習のベース。つまずきを早期発見し、学力向上につなげたい」としている。

 いずれも、市が新たに予算枠を設けた職員提案の事業。

【 2019年02月14日 09時00分 】

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