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病院ベッドで創作活動、統合失調症男性が個展 京都

スケッチブックと色鉛筆で独特の世界観を表現する平田さんの作品(京都市上京区・アートスペース・コージン)
スケッチブックと色鉛筆で独特の世界観を表現する平田さんの作品(京都市上京区・アートスペース・コージン)

 統合失調症を患い、京都市内の病院で入院生活を送りながら絵を描き続ける平田猛さん(82)さんの初の個展が、アートスペース・コージン(同市上京区河原町通荒神口上ル)で開かれている。人の体や不思議な動物、言葉が鮮やかな色使いで描かれており、訪れた人が混沌(こんとん)とした世界観を堪能している。

 平田さんは長年にわたり治療を続ける傍ら、色鉛筆とスケッチブックを使い、病院のベッドで創作に没頭。時には朝5時から夜10時の消灯まで画用紙に向かい続けるという。

 会場には繊細な色使いの人体、薬のように見える丸の集合体などが描かれた約240作品が並ぶ。平田さんがなぜ絵を描くのかを、精神科医や芸術家ら10人が考えた寄稿文も会場で展示している。

 午前10時~午後6時。月曜休み。3月31日まで。

【 2019年03月05日 14時24分 】

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