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氾濫繰り返した旧安祥寺川 住民ら分水路工事の完了祝う

浸水対策として設けられた分水路の入り口付近を見学する地元住民ら(京都市山科区)
浸水対策として設けられた分水路の入り口付近を見学する地元住民ら(京都市山科区)

 京都市山科区の旧安祥寺川の浸水対策工事が完了し、市は10日、近くの陵ケ岡小で記念式典を開いた。地元住民ら約150人が防災面の向上を祝った。

 旧安祥寺川は流域全体で宅地開発が進み、これまで農地によって蓄えられていた雨水の流出量が増え、過去に氾濫を繰り返してきた。このため市は2009年10月以降、治水対策として上流部の地下に分水路を設ける工事(総事業費約40億円)を実施していた。

 式典で、陵ケ岡学区自治連合会の田中長一会長(73)は「住民たちは水害に不安な思いを抱えながら暮らしてきた。今後はさらに安心安全なまちづくりへの意識を高めたい」と話した。児童による楽器演奏で祝賀ムードを盛り上げた後、現場の見学会も行われた。

【 2019年03月11日 22時28分 】

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