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議会傍聴「子ども連れOK」京都・綾部市会、傍聴席に0歳児も

一般質問を傍聴席から見る母子(綾部市若竹町・市議会本会議場)
一般質問を傍聴席から見る母子(綾部市若竹町・市議会本会議場)

 京都府綾部市議会は11日、子連れの市民の本会議場での議会傍聴を特例で認めた。府北部の市町議会では珍しく、今後も原則的に認める方針。母子4組9人が一般質問を見聞きし「身近に感じた」と開かれた議会を実感していた。

 綾部市議会は傍聴規則で「児童及び乳児は、特に許可を受けた場合を除くほかは、傍聴席に入ることができない」としている。11日朝に母子が本会議場での傍聴を希望し、高橋輝議長が「子どもの声がうるさくなったら退出する」を条件に特例で認めた。

 子連れの本会議場での傍聴は府内では京都市議会が認めている。府北部6市町の議会によると、綾部市のような規則はなく、近年で子連れのケースは別室傍聴となった宮津市の1件だけで本会議場ではなかった。

 綾部市議会本会議場にはこの日、傍聴席に0~6歳児5人を連れた母親4人が座り、原発事故時に甲状腺被ばくを抑える安定ヨウ素剤の配布に関する質疑を聞いた。途中で子どもがぐずつき母子2組5人がモニターで傍聴できる別室に移った。

 長女(3)と生後8カ月の次女を連れて傍聴した女性(35)は「議会でのやりとりを初めて見て、市政と議会を身近に感じた」と話した。

 綾部市議会は一般質問終了後に議会運営委員会を開き、子連れ傍聴を今後も原則認めるとした。

【 2019年03月12日 10時24分 】

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