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恋心よ届け、織機が歌う 特殊な機織り機が奏でる伝統音楽

特殊な織機で音を奏で、恋心や自身の人となりを表現する伝統を持つタイ族(伊藤さん提供)
特殊な織機で音を奏で、恋心や自身の人となりを表現する伝統を持つタイ族(伊藤さん提供)

 機織りの際に織機で音楽を奏で、恋心を表現する伝統を持つ中国雲南省の少数民族・タイ族について学ぶ催しが24日、京都市上京区の天鵞絨(ビロード)美術館で開かれる。研究の第一人者である国立民族学博物館の伊藤悟外来研究員が、現地の様子を伝える映画の上映や講演、演奏を行う。

 西陣のまちにも共通する機織りの音の魅力を再発見してもらおうと、同館が企画した。

 タイ族の一部には、糸を上下に動かす際に木がぶつかり合って音が鳴る特殊な織機が伝わる。昔は少女が布を織る音が村に響き、聴いた男性が笛で求愛。男女が自身の人となりを音楽で表現し、恋を深めていったという。

 伊藤さんは「機織りの音でいかに思いを伝えていたのかを知ってもらえたら」と話す。午後2~4時。参加費1500円。定員28人で先着順。

【 2019年03月16日 09時34分 】

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