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芸妓が原案「舞妓ちゃん」スタンプ 新元号向け花街グッズ

新元号記念などをあしらった新作グッズを考えた芸妓たち(京都市中京区・先斗町歌舞練場)
新元号記念などをあしらった新作グッズを考えた芸妓たち(京都市中京区・先斗町歌舞練場)

 初夏の舞踊公演「鴨川をどり」開幕(5月1日)に向け、先斗町歌舞会(京都市中京区)の芸妓たちが、花街グッズの新作づくりに取り組んでいる。開幕日と重なる新元号「令和」の始まりをことほぐメッセージや先斗町の千鳥柄をあしらった公演限定品に加え、芸妓が原案を描いた「舞妓ちゃん」を無料通話アプリ「ライン」の有料スタンプとして開幕日から売り出し、若い世代への伝統芸発信も心掛ける。

 昨年春、先斗町歌舞会が芸舞妓とお茶屋向けにアンケートを行ったところ、「グッズを作ってみたい」との声が複数上がった。関心を示した芸妓のもみ乃さん、もみ蝶(ちょう)さん、市笑(いちえみ)さん、市乃さん、市兆さんの5人に、お茶屋の1人を加えて「鴨川をどりグッズ会議」を結成し、昨年11月から話し合いを重ねた。

 新作は「自分たちが使いたいものを手にしてほしい」との思いから、チケットファイル、付箋、マスキングテープの三つを考案。初夏を彩る藤の花と薄紫色を基調に、千鳥や扇子、傘などの和柄を配した。令和の始まりに合わせ、おめでたい紅白の色を多く入れ、定番グッズの手拭いには「新元号記念」と記す。

 ラインスタンプは、市笑さんが書きためた舞妓イラストの原画40点を生かす。「おおきに」「おめでとうさんどす」のあいさつのほか、「やくそくどす」とほほ笑みつつ小指を立てたり、「しもた」と冷や汗を垂らしたりするものがある。

 先斗町芸妓組合長のもみ乃さんは「子どもや海外の方にも選んでもらいやすい過去にないグッズができ、ラインスタンプも作れた。公演では芸妓らが手拭いを客席に投げ込みますが、今回は『令和』の文字を書き足してお渡ししたい」と話している。

【 2019年04月24日 19時38分 】

ニュース写真

  • 新元号記念などをあしらった新作グッズを考えた芸妓たち(京都市中京区・先斗町歌舞練場)
  • 芸妓が原画を描いたラインスタンプ
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