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女子中学生ピアニスト合格 ドイツ国立オケと協演へ

本番に向けピアノ練習を重ねる伊藤さん(京都府向日市)
本番に向けピアノ練習を重ねる伊藤さん(京都府向日市)

 京都府向日市の中学生が、ドイツ国立オーケストラのオーディションに合格し、ピアニストとして京都公演で出演することが決まった。幼少の頃から夢見ていたオーケストラとの共演。13歳で迎える夢舞台に「モーツァルトのような演奏をしたい」と意気込む。

 寺戸中2年の伊藤梨花さん=向日市=。4歳のときに自宅の電子ピアノを触り始めた。鍵盤を押すだけで音楽をつくれるのが楽しかった。音楽教室でピアノを習い、以来毎日4時間の練習を重ねてきた。目標はオーケストラと演奏すること。「ピアノは1人。いつか一緒に一つの音楽をつくりたい」と夢見てきた。

 オーディションは、ドイツの「ブランデンブルグ国立管弦楽団フランクフルト」日本ツアーに合わせて開催された。世界で通用する音楽家の育成を目指して小中学生と高校生を対象に全国で催され、伊藤さんは京都公演の募集にエントリーした。

 オーディションは2月に京都市内で行われた。「聞いていると心が弾む」というモーツァルトのピアノ協奏曲第23番第3楽章を弾き、18人の応募者の中から選ばれた。13歳という若さと伸びしろ、自然体の演奏が評価された。自身は納得のいく出来ではなかっただけに「まさか、と思ってびっくりした」と振り返る。

 本番に向けて腕を磨く日々が続く。伊藤さんは「真珠の玉のようなキラキラとした音で表現したい。オーケストラと演奏を重ねて、モーツァルトが現代にいるように奏でたい」と意気込む。

 公演は5月25日、京都市左京区の京都コンサートホールで。伊藤さんは、オーディションで弾いたピアノ協奏曲第23番第3楽章を披露する。

【 2019年05月04日 20時30分 】

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