出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

京都らしさ触って感じる 視覚障害施設が作るドット・テイラー

新しい図柄「千鳥」(右端)や新色を加えたがま口ショルダーバッグ
新しい図柄「千鳥」(右端)や新色を加えたがま口ショルダーバッグ

 京都市北区の視覚障害者総合福祉施設「京都ライトハウス」は、昨年販売した「がま口ショルダーバッグ」が好評だったのを受けて、新たに千鳥の柄や別の色の商品を作った。布にアルミ製の小さな粒を貼り付け絵と点字を施しており、同施設は「商品を手にした人が点字に親しむ機会になれば」と期待する。

 商品は縦約20センチ、横約10センチで、「ドット・テイラー」と呼ばれる技法で製作。アルミ製の2ミリほどの装飾部品を布に接着して点字や図柄を表現する。ハンカチやTシャツなど、施設の他の商品にも同技法を用いている。

 「京都らしい商品を作ろう」と昨年、がま口の製作・販売などを手掛ける市内の会社の協力を得て、がま口ショルダーバッグを完成。秋に東京で開かれた福祉機器展に出品したところ好評で、全国から注文が相次ぎ、すぐに完売したという。

 新作は、京都らしさをイメージした「千鳥」の図柄をあしらった商品のほか、オリーブやベージュなど新色も加えた。同施設職員の松田裕美さん(43)は「見た目もおしゃれで触っても楽しいバッグ。商品を通じ視覚障害に関心を持ってもらえれば」と話す。

 1個2800円。同施設で販売している。

【 2019年05月28日 10時27分 】

ニュース写真

  • 新しい図柄「千鳥」(右端)や新色を加えたがま口ショルダーバッグ
  • アルミ製の小さな粒を布に貼り付け、点字や図柄を表す技法でデザインを施したがま口ショルダーバッグ(京都市北区・京都ライトハウス)
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

    地域のニュース