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レトロ機械で「かき氷接待」参拝者もてなす 京都・山崎聖天

「氷接待」を受ける参拝者ら(京都府大山崎町・山崎聖天)
「氷接待」を受ける参拝者ら(京都府大山崎町・山崎聖天)

 台風一過で厳しい日差しが照りつける中、長い石段を登った、緑の生い茂る境内にガリガリと氷を削る音が響き渡る。京都府大山崎町大山崎の山崎聖天(観音寺)でこのほど、夏恒例の「氷接待」があり、昔ながらの手動の器材で作ったかき氷を参拝者にもてなした。

 同寺は、昔から盆や正月、彼岸など年間の仏事に合わせ、料理や飲み物を参拝者に振る舞っている。お盆の氷接待は毎年8月16日に行われ、今年も朝からたくさんの参拝者が、かき氷で涼を感じていた。

 あずきを盛った皿に氷を削り、自家製の甘いシロップをかけた和風のかき氷は大好評。氷接待を知らずに来た参拝者も「まさか無料とは」と驚きながら、同寺の夏の風物詩を楽しんだ。

 50年以上の間、ほぼ毎月訪れているという大津市の会社員の男性(57)は「ここのかき氷を食べると、懐かしい気持ちになる」と話し、妻(57)は「気付くと、結婚してから30年以上毎年来ている。今年も行かなきゃ、という気持ちになる」とほほ笑みながら境内を後にした。

【 2019年08月19日 09時00分 】

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  • 「氷接待」を受ける参拝者ら(京都府大山崎町・山崎聖天)
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