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教会を不登校児らの居場所に 「ただ、そこにいるだけでいい」

児島さん(右から2人目)の移動店舗の前で話すそのべるのメンバーら(南丹市園部町)
児島さん(右から2人目)の移動店舗の前で話すそのべるのメンバーら(南丹市園部町)

 不登校を含む子どもたちの居場所づくりの活動が、京都府南丹市園部町美園町の丹波新生教会園部会堂を中心に始まっている。牧師や保護者らが、NPO法人「そのべる」を立ち上げて、教会の開放や子ども食堂を開催。25日には公的な学校に行かずに育った男性の講演会を開く。

 同会堂は2017年11月からボランティア活動で遊び場として、放課後や休日に教会を開放したところ、昨年度は月平均216人の子どもたちが訪れるようになった。7月には子ども食堂を行って、流しそうめんで盛り上がった。

 不登校や引きこもりなどの子どもたちを支えようと、お菓子づくりやボードゲームなどをスタッフが一緒に楽しむ取り組みも実施している。牧師でNPO理事の宇田慧吾さん(30)は「ここでは勉強をしなくてもよく、やりたいことがまだ見つかってなくてもいい。ただ、そこにいるだけで受け入れられる場所にしたい」と語る。

 25日午後2時から同会堂で子どもが主体的に学校運営にかかわる「デモクラティックスクール まっくろくろすけ」(兵庫県市川町)に通った経験のある児島げんきさん(26)=園部町=が「僕は学校に行きませんでした」と題して講演する。児島さんは農業に携わりながら、自家製のトマトなどを使用して氷を砕いた「フラッペ」を移動販売している。参加無料。

【 2019年08月19日 12時35分 】

ニュース写真

  • 児島さん(右から2人目)の移動店舗の前で話すそのべるのメンバーら(南丹市園部町)
  • 子ども食堂で流しそうめんを楽しむ参加者たち(南丹市園部町・丹波新生教会園部会堂)=そのべる提供
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