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華道大成前の姿?「立花」奉納 松の古木に菊の装い・亀岡

地元住民から奉納された「立花」(亀岡市大井町・大井神社)
地元住民から奉納された「立花」(亀岡市大井町・大井神社)

 松の古木を花や松葉で装飾する府無形民俗文化財「立花(りっか)」の奉納が19日夜、京都府亀岡市大井町の大井神社で催された。あいにくの雨となったが、来場者たちは脈々と続く民俗行事の歴史を感じながら、迫力ある作品を眺めた。

 立花は、室町時代に座敷飾りの一つとして発展した立て花に由来する。氏子たちが作る大井神社の立花は、華道大成前の形式をとどめているとされ、神社によると、少なくとも江戸時代には行われていた、という。

 作品は2組1対で神社周辺の6地区が奉納した。松の古木に緑色の松葉を差し込み、菊の花を中央に配した作品が目立った。提灯がともされた境内で、参拝者は地区ごとに異なる装飾を楽しみながら作品を見つめていた。

【 2019年08月23日 11時06分 】

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  • 地元住民から奉納された「立花」(亀岡市大井町・大井神社)
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