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亡き人をしのんで 化野念仏寺で千灯供養 

傘を差しながら石仏にろうそくをともし手を合わせる参拝者(23日午後6時53分、京都市右京区・化野念仏寺)
傘を差しながら石仏にろうそくをともし手を合わせる参拝者(23日午後6時53分、京都市右京区・化野念仏寺)

 京の晩夏の風物詩「千灯供養」が23日夜、京都市右京区嵯峨鳥居本の化野(あだしの)念仏寺で始まった。参拝者がろうそくをともし、約8千体の無縁仏が柔らかな明かりに包まれた。

 同寺によると化野一帯はかつて葬送の地で、死者のために石仏や石塔がまつられた。何百年という歳月を経て散乱、埋没していたが、明治時代に地元の人たちの協力を得て集めたのが千灯供養の始まりという。

 京都市内の最高気温は27・6度(京都地方気象台調べ)にとどまり、7月22日以来30度を下回った。

 午後6時、地蔵堂で法要が始まり、大小さまざまな石仏や石塔が並ぶ「西院(さい)の河原」を僧侶6人が読経しながら一巡した。雨の中、家族連れらが次々と訪れ、亡き人をしのんで手を合わせた。24日夜も営まれる。中学生以上千円。

 同寺はこれまで地蔵盆に合わせて23、24日に行ってきたが、来年から8月最終土曜、日曜に変更する。「週末のほうがお参りしやすい」と判断したという。

【 2019年08月24日 09時10分 】

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  • 傘を差しながら石仏にろうそくをともし手を合わせる参拝者(23日午後6時53分、京都市右京区・化野念仏寺)
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