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アフリカ遺児の施設、伏見の小学校跡地に建設 正式合意

アフリカの遺児を対象とした教育施設の建設候補地となっている向島二の丸小跡地(京都市伏見区)
アフリカの遺児を対象とした教育施設の建設候補地となっている向島二の丸小跡地(京都市伏見区)

 「あしなが育英会」(東京都)が京都市内で進めているアフリカ遺児向けの教育施設整備計画で、同会と市は3月に閉校した伏見区の向島二の丸小跡地を整備予定地とすることで正式に合意し、23日に基本協定を結んだ。2021年9月のオープンを目指す。

 貧困に苦しむアフリカ遺児の大学進学を支援する同会の「100年構想」の一環。同会は跡地の校舎や体育館を活用しながら、49カ国の留学生が1年間かけて語学などを学んだり、地域住民と交流したりする教育研修施設や寄宿舎を整備する。日本の奨学生向けの施設も併設する。市は土地を貸与し、貸付料などは両者で協議して決める。

 この日、予定地近くの向島学生センターであった基本協定締結式では、同会設立者の玉井義臣会長が「留学生が世界中の大学に進学し、国家の発展に貢献できる人材になることを願う」と述べた。門川大作市長は「計画に感動している。多文化共生のまちづくりにつながれば」と期待を込めた。

 同会は病気や災害などで親を亡くした国内外の子どもを支援する非政府組織(NGO)で、これまでに11万人を超える遺児の進学を支援している。

【 2019年08月24日 12時00分 】

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  • アフリカの遺児を対象とした教育施設の建設候補地となっている向島二の丸小跡地(京都市伏見区)
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