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出産祝いに人気、おむつケーキに挑戦 滋賀

自宅で教室を開いている深田さん(草津市矢倉1丁目)
自宅で教室を開いている深田さん(草津市矢倉1丁目)

 赤ちゃん用の紙おむつを束ねてデコレーションケーキに見立てた「おむつケーキ」が、出産祝いなどのプレゼントとして人気を呼んでいる。見た目のかわいさはもちろん、飾った後はおむつとして使える実用性も受けており、出生届の提出者に贈る自治体もある。滋賀県草津市の自宅で教室を開く深田知穂さん(34)に教わりながら、約2時間かけて作ってみた。

 挑戦したのは、おむつ8枚で作る直径約15センチのホールケーキ型。まずは手を消毒し、おむつを1枚ずつ丸めて輪ゴムで止め、台紙の上に円形に立てて並べる。さらにその周囲を輪ゴムとひもで縛る。「おむつが抜けてとれないようにきつく結びましょう」と深田さん。ここまでは順調だ。

 次は周囲と上部を透明のフィルムなどで覆う。接着剤として活躍するのが、樹脂を熱で溶かす工作器具「グルーガン」。樹脂は短時間で冷めて固まり、初心者でも簡単に扱える。これで、ケーキでいうスポンジ部分ができあがった。

 醍醐味(だいごみ)はここから。色とりどりのリボンから2色を決め、造花も選ぶ。リボンは約30種類あり、とにかく悩んだ。「贈る相手のことをイメージするこの時間を大事にしてほしい」と話す深田さんにアドバイスをもらいながら、黄色と水色の組み合わせにした。

 グルーガンを使ってリボンを巻き付け、上部にはレースと造花、クマのぬいぐるみで飾り付け。リボンを4本選んで50センチの長さに切り、ちょうちょ結びにして載せれば完成なのだが、不器用な記者にはこれが難関だった。結び方が独特で、サテンの生地は滑りやすい。やり直す度、くしゃくしゃになるリボン…。なんとか結び、深田さんにきれいに仕上げてもらった。

 2児の母である深田さんは「日本ダイパーケーキ協会」の通信講座を修了し、3年前からオーダーメードの販売を始めた。遠くは沖縄からも注文があり、指輪を仕掛けた商品を作るなど多様な要望に応じる。今年から月に1度のペースで開く教室は子連れも歓迎。「ママに自分の時間を持ってもらい、ストレス発散になれば」と語る。最後におむつケーキの魅力を尋ねると、笑顔で答えてくれた。「気持ちを形にできるところです」

 商品は1500円から。注文は090(4560)1165、Eメールchichihika@gmail.comから。ブログも開設している。

【 2017年08月04日 13時50分 】

ニュース写真

  • 自宅で教室を開いている深田さん(草津市矢倉1丁目)
  • 記者が作ったおむつケーキ+自宅で教室を開いている深田さん+(草津市矢倉1丁目)
  • 深田さんの作品。ショートケーキ型(左)などもある
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