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東京五輪後も訪日客増 エクスペディア代表が見通し

訪日旅行は東京五輪後も長期的に増えるとの見通しを語るダイクス氏(京都市東山区)
訪日旅行は東京五輪後も長期的に増えるとの見通しを語るダイクス氏(京都市東山区)

 世界最大級のオンライン旅行会社の日本法人、エクスペディアホールディングス(東京都)のマイケル・ダイクス代表取締役がこのほど、京都新聞社のインタビューに応じ、訪日観光客について「東京五輪が開かれる2020年以降も伸びる」との見通しを示した。宿泊施設の不足を指摘する一方、既存の客室を効率的に販売する必要性も強調した。

 同社は「ホテルズドットコム」や「トリバゴ」など系列の宿泊予約サイトを通し、国内外から集客している。ダイクス氏は東京五輪後の訪日旅行市場について「楽観している。当社にとって日本はスペインと並び投資すべき国ナンバーワンだ」と述べ、アジア太平洋地域の人口増や所得向上などを背景に、長期的に旅行者が増えると予測した。

 好調な観光需要を背景に、京都市内はホテル建設が相次いでいる。ダイクス氏は客室数について「まだ足りない」としつつも「今の在庫(客室)が効率的に出回っていない」と指摘。日本の客室販売の課題として、予約受け付けが海外の1年前に対して6カ月前と遅い点や、直前にキャンセルがあると大幅に値下げする点を挙げた。「オンライン販売であれば、データを基に需要を予測し、敏しょうに判断できる」として、国内の客室販売の過半を早期にオンラインにすべきと述べた。

 京都市と27日に結んだ包括提携協定については「京都の中でも(集客に)苦しんでいる地域に焦点を絞り、観光客を増やして混雑している地域の緩和につながれば」と狙いを語り、市の観光サイトに協力する意向を示した。

【 2017年10月02日 08時15分 】

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