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復帰宮原、実戦感覚戻せるか フィギュアGP、五輪枠争う

けがからの復帰を目指す宮原知子(7月、大阪市中央体育館)
けがからの復帰を目指す宮原知子(7月、大阪市中央体育館)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズが20日の第1戦ロシア杯で開幕する。平昌冬季五輪の代表選考にもつながる国際大会で、女子は2枠を巡って厳しい争いとなり、京都からは宮原知子(関大・木下グループ、京都市中京区)と本田真凜(関大高、伏見区)、白岩優奈(関大KFSC、京都両洋高)が挑む。男子は五輪2連覇を狙う羽生結弦(ANA)、世界選手権2位の宇野昌磨(トヨタ自動車)らが出場。シリーズ上位の男女各6人がGPファイナル(12月7~9日・名古屋)に進む。

 ■実績抜群の宮原

 女子は、全日本選手権3連覇中のエース宮原が第4戦NHK杯と最終第6戦スケートアメリカに出場する。特にNHK杯は左股関節の疲労骨折からの復帰初戦で約11カ月ぶりの試合となる。

 抜群の安定感で世界でも実績を残してきただけに、けがの回復具合と実戦感覚をどう取り戻すかが鍵。宮原は「気持ちの持っていき方だけは不安があるけど、久しぶりの試合なので自分の気に入ったプログラムで滑る楽しみの方が大きい」と語る。あくまで優勝者が最優先で代表となる12月の全日本選手権に焦点を合わせる。

 ■本田「挑戦者」代表争い挑む

 京都勢で最初に登場する本田は、第2戦スケートカナダがGPデビュー戦。2016年世界ジュニア女王は9月のシニア初戦だった国際大会で米国女王を抑えて優勝し、五輪シーズンを好発進した。

 今月7日のジャパンオープンでは世界女王エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)らシニアのトップ選手との差を痛感したようで、「久々に悔しさがあった。挑戦していく側なのでもっと試合を楽しく、緊張感を持って臨めたら」。第3戦の中国杯にも出場予定で、層の厚いシニアでも結果を残して代表争いに絡みたい。

 ■白岩「進化楽しみ」表現磨く

 白岩も今季シニア初参戦。GPシリーズ初戦のNHK杯と翌週の第5戦フランス杯に出場する。今季は表現力、スピンやスケーティングの強化に力を入れており、五輪出場を目標にしながらも「五輪に行きたいと思って練習しているより、この練習ができたら12月の全日本選手権で自分がどう進化しているかが楽しみ」と語る。

 他の日本勢では、四大陸選手権覇者の三原舞依(シスメックス)や全日本選手権2年連続2位の樋口新葉(東京・日本橋女学館高)らが出場。中国杯は本田と対戦する。

 海外勢では、メドベージェワや17年世界ジュニア女王のアリーナ・ザギトワらロシア勢をはじめ、世界選手権2位のケイトリン・オズモンド(カナダ)も手ごわい相手になりそうだ。

【 2017年10月18日 08時22分 】

ニュース写真

  • けがからの復帰を目指す宮原知子(7月、大阪市中央体育館)
  • GPデビューとなる白岩優奈(8月、関大たかつきアイスアリーナ)
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