出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

「理解追いつかず」 青酸事件で裁判員会見、専門家求める声

 京都地裁の裁判員裁判で初の死刑判決が言い渡された7日、裁判員3人が地裁で会見に臨んだ。

 長期審理だったが、女性裁判員は「評議や意見交換の機会があり、心理的・精神的負担は少なかった」と振り返った。青酸を用いた犯行手口から、証人尋問などで化学の専門用語が飛び交った。「理解が追いつかず質問も浮かばなかった。素人にも分かりやすい言葉で説明してほしかった」と言及した。

 被告の認知症については「病状の判断に関して複数の証人が必要だったかもしれない」「認知症の専門家が公判を傍聴し、意見を聞く機会があれば判断は変わっていた可能性もある」などの声が上がった。

 裁判では裁判員の負担軽減のため法廷に提出される証拠が絞られた。しかし、「被告の通帳も出てこず、借金がいくらあったのか最後まで分からず疑問が残った」「審理時間が掛かっても出せる証拠は全て出してもらい、判断したかった」と述べた。

 弁護側が控訴した点については、「私たちが考えた上での判決でやりきった感がある。控訴審ではプロの判断を仰ぎたい」。

【 2017年11月07日 23時25分 】

京都新聞デジタル版のご案内

    地域の政治・社会ニュース

    全国の政治・社会ニュース

      スポーツ

      中4―7ヤ(25日)
      ヤクルトが逆転勝ち

      20180925000220

       ヤクルトが逆転勝ちで3連勝を飾った。2―4の九回1死二、三塁から大引と坂口の適時打で追..... [ 記事へ ]

      経済

      再配達、宅配ボックス設置で減らせ 京都・宇治で実証実験

      20180925000194

       環境省は25日、宅配便の再配達を減らす実証実験を宇治市と山形市で行うと発表した。オープ..... [ 記事へ ]

      観光・社寺

      11月に新開場、南座に櫓上がる 京都、大提灯も新調

      20180925000195

       耐震改修のため3年近く休館している南座(京都市東山区)が、11月1日初日の顔見世で新開..... [ 記事へ ]

      教育・大学

      日本最古、学生寮の暮らしは? 退去期限迫る京大吉田寮

      20180924000059

       現存する国内最古の学生寮とされる京都大吉田寮(京都市左京区)の先行きが不透明になってい..... [ 記事へ ]

      環境・科学

      ネパール家屋の耐震技術開発へ
      金網で手軽に補強、防科研など

      20180924000072

       防災科学技術研究所(茨城県つくば市)と千葉大のチームが、2015年のネパール大地震で多..... [ 記事へ ]

      国際

      カタルーニャ闘争、終結ほど遠く
      独立派の前州首相が語る

      20180925000124

       【ブリュッセル共同】昨年10月に行われたスペイン北東部カタルーニャ自治州の独立の是非を..... [ 記事へ ]