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「平安神宮周辺で無差別テロ」起きたら 京都府警が訓練

無差別テロを想定した訓練で、犯人役(左)を取り押さえようとする警察官=京都市左京区
無差別テロを想定した訓練で、犯人役(左)を取り押さえようとする警察官=京都市左京区

 2020年の東京五輪・パラリンピック開催を控え、京都府警と京都市消防局は10日、左京区の平安神宮周辺で、観光客らを狙った無差別テロ事件の初動対応訓練を行った。約190人が参加し、犯人確保やけが人救助など、緊急時の動作を確認した。

 男が乗用車で観光客を次々とはねた上、拳銃を発砲して複数のけが人が出たとの想定で実施した。駆けつけた機動捜査隊員らが、威嚇する男を捜査車両で取り囲み、男の脚に向けて拳銃を発砲。最後は抵抗する男を刺股などで一気に取り押さえた。

 男の車から不審なかばんを発見すると、防護服を着た機動隊員がエックス線を使って中身を調べ、特殊機材で搬出した。一方、救急隊員は治療の優先順位を決めるトリアージを行い、けが人を素早く搬送した。

 府警の緒方禎己本部長は「五輪を控え、いつ、どこで凶悪なテロが起きてもおかしくない。万一発生しても被害の拡大を防ぐため、関係機関との連携を強めることが必要」と話した。

【 2017年11月10日 23時11分 】

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