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子ども食堂、支援の輪広がれ 滋賀、300カ所開設目標に

寄付贈呈式に出席した「子ども食堂」運営団体の関係者ら(草津市笠山7丁目・県立長寿社会福祉センター)
寄付贈呈式に出席した「子ども食堂」運営団体の関係者ら(草津市笠山7丁目・県立長寿社会福祉センター)

 子どもに無料や安価で手作りの食事を提供する「子ども食堂」を支援する輪が、県内で広がっている。県社会福祉協議会が立ち上げたプロジェクトに賛同する企業や個人のスポンサーは80に上り、資金や物品の寄付が寄せられている。300カ所の子ども食堂開設を目指す県社協は「子どもを真ん中に置いた地域づくりを進めたい」と、さらなる支援拡大を願う。

 「子どもの笑顔はぐくみプロジェクト」は、県内の政財界や医療、福祉、スポーツ選手らが呼び掛け人となり8月に発足。現在、74カ所ある子ども食堂を県内の全小学校区に設け、3万人が支援に携わる目標を掲げる。

 プロジェクトに登録した企業や個人からは資金や食材、絵本などが寄せられ、子ども食堂の運営団体に届けられている。学習サポートなどの人的支援や、活動スペースの提供など幅広い協力の申し出もあるという。

 スポンサー登録第1号の平和堂(彦根市)は子ども食堂が1回開催されるごとに3千円を寄付し、県内73店舗のサービスカウンターなどに募金箱も設置する。30日には県立長寿社会福祉センター(草津市笠山7丁目)で贈呈式があり、同社の夏原行平専務が165万円分の商品券を寄付した。

 県社協の渡邉光春会長は「子ども食堂を定着させ、日本全国に誇るべき取り組みにしたい」と話した。

【 2017年12月01日 10時52分 】

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