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ラクト山科のホテル施設売却 京都市、ブライトン撤退へ

 京都市は25日、山科区の山科駅南側再開発の一環で建設したラクト山科A棟のホテル施設について、来年10月に不動産会社「ケン・コーポレーション」(東京都)に25億1600万円で売却すると発表した。入居中のホテルブライトンシティ京都山科は同9月で撤退し、改装などを経てケン社の新ホテルが開業する。

 市によると、ホテル施設は1998年に35億円をかけて建設した。当初はすぐに売却予定だったが、不況で買い手が見つからず、ホテル運営のブライトンコーポレーション(千葉県浦安市)と20年間で計18億2千万円の賃貸借契約を結んで貸し出した。市はこの間、冷暖房の更新などで2億4千万円を支出した。

 同ホテルは山科区で唯一のシティホテルで、客室は100室。直営レストランや宴会場などを備える。近年は訪日外国人需要の高まりなどで客室稼働率が80、90%台で推移するなど好調で、市は「賃貸借期間の終了に合わせて売却が可能」と判断した。

 市は、最低10年間は同じ事業者がホテルとして営業し、宴会場の運営を維持することを条件に9~10月に売却先を公募した。3社が応募し、ケン社が最高額を提示した。市は同社と仮契約を結んだ。

 ブライトン社は応募を見送った。ブライトン社が京都市内で運営するホテルは、上京区の京都ブライトンホテルだけになる。

 ケン社は国内外で31のホテルや旅館を展開中で、京都進出は初めて。リニューアルオープンの時期は未定という。

【 2017年12月25日 21時50分 】

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