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憧れの警察官、先輩射殺なぜ 逮捕の19歳巡査「親切な印象」

事件現場の交番に献花に訪れた女性(12日午前10時31分、彦根市南川瀬町)
事件現場の交番に献花に訪れた女性(12日午前10時31分、彦根市南川瀬町)

 滋賀県警で現場に配属された駆け出しの男性巡査(19)が、同じ交番に勤める井本光(あきら)巡査部長(41)を射殺した事件。憧れの警察官となったにもかかわらず、手本となるべき先輩を射殺した動機はまだ明らかになっていない。同じ交番に勤務してわずか2週間余りの2人に何があったのか。

 巡査は昨年4月に県警に採用され、今年1月29日に彦根署地域課に配属。別の交番を経て、3月26日から河瀬駅前交番に勤務した。同交番は井本巡査部長ともう一人との3人体制で、3日に1度、24時間勤務をしていた。経験豊富な井本巡査部長は巡査の教育係だが、一緒に勤務したのは数回だけの計算になる。

 巡査は小さい頃から警察官を志した。警察学校を卒業後も前向きな仕事ぶりで、交番近くの女性(70)は「親切な印象で、架空請求詐欺のはがきが届いたときに相談に行くと、一生懸命調べてくれた。時々交番前に立って明るくあいさつしていた」と話した。

 高校まで野球に打ち込んだ。一緒にプレーしたことがある同級生の男性(19)は、巡査はクラスのムードメーカーだったと振り返り、「野球部で厳しい指導を受けてきたはずで、何であいつがこんなことをと、仲間の間で騒然となっている」と驚きを隠せない様子だった。

【 2018年04月13日 09時34分 】

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