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女児死亡事故の側溝に鉄製ふた 滋賀・甲賀で応急工事

女児が流されて死亡した事故を受け、現場の側溝に設置される鉄のふた(滋賀県甲賀市水口町水口)
女児が流されて死亡した事故を受け、現場の側溝に設置される鉄のふた(滋賀県甲賀市水口町水口)

 滋賀県甲賀市水口町水口の市道脇側溝で今月7日に小学1年の女児(6)が流され死亡した事故を受け、市は18日、現場付近の側溝約65メートルをグレーチング(鉄製格子状ふた)でふさぐ応急工事を行った。今後、より丈夫なコンクリート製のふたに切り替える予定で、市議会6月定例会に提案する補正予算案に経費を計上する。

 市建設部によると、側溝は深さ45センチ、幅45センチで、約50年前に一帯が宅地造成された際に設置した。ふたはなく、住民が各自、自宅前にグレーチングやコンクリート製ふたを置いていた。傾斜は強いが危険箇所の認識はなかったという。

 一方、地元の女性(71)は「現場は二つの排水路が一つにまとまる場所で、大雨だと水があふれることもあった。7日も溝の半分以上の水位で勢いよく流れていた」と語る。

 改修は地元自治会の要望もあり実施。応急工事は、本年度当初予算で計上した市道維持補修工事予算4400万円を活用する。市は補正予算案が可決されれば、コンクリートふたを設置できる側溝に交換する。また事故を受け市教委は市立27小中学校に、これまで見落としていた通学路の危険箇所を再点検し、5月中をめどに報告するよう通達した。同部は「学校から要望があった通学路の改修は、補正予算計上なども含め優先的に対応したい」とする。

【 2018年05月18日 22時36分 】

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