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高齢者の免許返納、特典の店拡大 京都・向日、割引など

運転免許の自主返納の協賛店を示すステッカー(左下)が貼られたイオンモール京都桂川の店舗=京都市南区
運転免許の自主返納の協賛店を示すステッカー(左下)が貼られたイオンモール京都桂川の店舗=京都市南区

 運転免許証を自主返納した京都府向日市の高齢者が割引などの特典を受けられる店舗がこのほど、4月時点の60店から191店へと大幅に増えた。イオンモール京都桂川(京都市南区)の専門店が協力したためで、高齢者が加害者となる交通事故が増える中、向日市防災安全課は「免許証を返納しやすい環境づくりをさらに進めたい」としている。

 同市は4月、運転免許を返納した65歳以上の市民が運転免許試験場や向日町署で交付される運転経歴証明書を示すことで店舗のサービスが受けられる事業を始めた。返納者や家族が特典を受けられ、これまでは市や長岡京市、京都市南区、西京区の飲食店や食品店などが協賛店となっていた。

 今回、向日市がイオンモールに協力を呼び掛けたところ、「施設の駐車場などでの事故防止も含め、お客さんの安心安全につながる」として専門店の半数以上に当たる130店の賛同を得た。特典内容は、毎月15日に限っての商品代金5~10パーセント割引やポイントの割り増し、サービス品の提供などで、店舗には協賛店を示すステッカーが貼られている。

 市によると、運転免許証の自主返納者は2016年が106人、17年が177人で増加傾向にあり、「運転に自信のなくなった人は一度、自主返納も考えてみてほしい」(防災安全課)と呼び掛けている。

【 2018年06月12日 09時06分 】

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