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水銀たばこ、殺人未遂認める 大津地裁で初公判

 水銀を混入させた加熱式たばこを吸わせて知人男性(37)を殺害しようとしたとして、殺人未遂罪に問われた大津市関津6丁目、設備業の男(37)の裁判員裁判の初公判が12日、大津地裁(伊藤寛樹裁判長)であり、男は起訴内容を認めた。

 起訴状によると、男は昨年6月3日、栗東市内で事前に金属水銀を詰め込んだ加熱式たばこのスティック20本を知人男性に手渡した。そのうち14本を喫煙させたが知人男性が異物に気付き、全治不明の味覚障害を負わせたにとどまった、としている。

 検察側は冒頭陳述で、男が経営していた携帯電話修理会社の従業員だった知人男性と金銭トラブルを抱えていたとした上で、「死の危険性が高い完全犯罪をたくらんだ計画的な犯行で、動機も短絡的だ」などと指摘。弁護側は「男は男性から叱責(しっせき)や暴力を受けていた」などと主張し、情状酌量を求めた。

【 2018年06月12日 11時40分 】

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