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アニメ鑑賞否定され父を殺害 大津地裁初公判で検察側指摘

 大津市の自宅で父の首を絞めて殺害したとして、殺人罪に問われた同市朝日2丁目、元介護士伊藤智夫被告(50)の裁判員裁判の初公判が19日、大津地裁(伊藤寛樹裁判長)であり、伊藤被告は起訴内容を認めた。

 起訴状によると、伊藤被告は2月4日午前3時10分ごろ、自宅で父の紘さん=当時(76)=の首に電気コードを巻き窒息死させた、としている。

 検察側は冒頭陳述で、同居していた紘さんに、以前から趣味のテレビゲームやアニメ鑑賞を否定されることなどに不満を募らせ、2人暮らしを終わらせたかったと動機を指摘。就寝中の紘さんの顔にぬれたタオルと枕を押しつけ殺害しようとしたが抵抗され、枕元にあった電気コードを使った経緯を明らかにした。

 弁護側は、2016年に同被告の母が亡くなってから、父に帰宅時間を一方的に決められるなど支配を強められていたと主張し、情状酌量を求めた。

【 2018年06月19日 23時00分 】

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