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土俵で倒れた市長「救命に男女関係ない」 京都、公務復帰

土俵の「女人禁制」の慣習について語る多々見市長(28日午後3時40分、舞鶴市北吸・市役所)
土俵の「女人禁制」の慣習について語る多々見市長(28日午後3時40分、舞鶴市北吸・市役所)

 4月の大相撲舞鶴場所で、土俵上でのあいさつ中にくも膜下出血で倒れた京都府舞鶴市の多々見良三市長(67)が28日公務に復帰し、記者会見した。土俵上の「女人禁制」の慣習について「救命が必要な場合、男女は関係ない。処置が優先されるべきだ」と指摘した。救命処置をした女性が医師時代に同じ病院で働いていた看護師で、面会して感謝の気持ちを伝える考えを明らかにした。

 多々見市長は「もし女人禁制を貫きたいなら、救命処置ができる男性の用意などが必要だ」と話した。その上で「時代とともに変えるべき伝統や習慣もある。長い歴史の中でなぜ女人禁制なのか。その訳をしっかり説明し、専門家や一般の意見を聞いて話し合い、理解してもらう努力をすべきだ」と検討を促した。

 処置中の女性たちに土俵から下りるよう場内アナウンスをした行司には「しきたりで言っただけで悪気はない。責めるわけにはいかない」と理解を示した。

【 2018年06月28日 19時12分 】

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