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竜巻?家屋被害、132棟に 滋賀・米原で調査本格化

屋根が吹き飛んだ家の前で、木の枝やがれきなどを集める住民たち(30日午前9時48分、米原市朝日)
屋根が吹き飛んだ家の前で、木の枝やがれきなどを集める住民たち(30日午前9時48分、米原市朝日)

 竜巻とみられる突風に見舞われた滋賀県米原市は被害から一夜明けた30日、本格的な調査に着手した。職員と消防団員約110人を動員、被害が確認されている朝日、夫馬、北方などのほか、29日には未調査だった野一色、村居田の計6地区に調査巡回班を派遣し、被害状況の把握に努めた。家屋などの被害は85棟から132棟に増えたことが明らかになった。

 また、同市役所山東庁舎に被害者の相談窓口を開設、り災届け出証明書の発行を行っている。市によると午前11時半現在、4人が相談に訪れたという。住民たちは、飛ばされた樹木やがれきなどの撤去作業に追われた。

 気象庁は、機動調査班7人を現地に派遣。2班に分かれ、被害のあった地域の北と南の2方向から、歩いて建物や立木などの損壊状況や被害の分布などを調べている。彦根地方気象台から派遣された船本幸二防災管理官は「竜巻であるかどうか、またその規模やスケールを判断するための情報を収集する」と現地で説明した。

 このほか、日本赤十字社滋賀県支部も医師と看護師など5人が現地に入り、住民の健康状態や避難所の環境を調べている。被災地は晴れて湿度が高く、米原市内の観測地点で気温28・6度(11時現在)を記録しており、医師は「住民の熱中症対策にも注意したい」と話している。

 竜巻とみられる突風は29日午後1時40分ごろに発生し、少なくとも男女8人が軽傷を負った。

【 2018年06月30日 12時40分 】

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