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メガソーラー計画地に日本最小トンボ 京都府に調査申し入れ

南山城村のメガソーラー建設計画地で発見されたハッチョウトンボの保全を求めて会見する弁護士ら(京都市上京区・府庁)
南山城村のメガソーラー建設計画地で発見されたハッチョウトンボの保全を求めて会見する弁護士ら(京都市上京区・府庁)

 京都府南山城村の大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画地で、府天然記念物のハッチョウトンボの生息が確認されたとして、京都弁護士会に所属する弁護士有志43人が2日、府と村に実態調査や保全措置を行うよう申し入れた。

 ハッチョウトンボは日本一小さなトンボとして知られる。府によると、府内全域に局地的に生息し、府レッドリストでは準絶滅危惧種に指定され、府天然記念物に登録されている。

 申し入れでは、府に対し生息状況の実態調査や建設による影響の評価、生息環境の保全を求めた。また、調査などが終わるまで、開発に向けた手続きを中止するよう要請した。申し入れを行った中島晃弁護士は、「府には、山林開発に伴う土砂災害や景観への影響だけでなく、天然記念物の保全という観点からもしっかり調査してもらいたい」としている。

 メガソーラーは東京都内の事業者が、村と隣接する三重県伊賀市にまたがる山林約80ヘクタールで計画。建設には府による林地開発許可が必要で、村は今年2月、開発を認める意見書を府に提出した。現在、事業者が許可取得に向け、府と事前協議を行っている。

【 2018年08月02日 22時41分 】

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