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高さ30mからガラス「頭直撃したら…」 京都駅の天井落下

強風のため落下してきたガラスなどの落下物から逃げる駅員ら(2枚とも4日午後、下京区・JR京都駅)
強風のため落下してきたガラスなどの落下物から逃げる駅員ら(2枚とも4日午後、下京区・JR京都駅)

 非常に強い台風21号は4日午後、京都と滋賀を直撃した。暴風が吹き荒れ、各地で建物倒壊や倒木、車の横転が相次ぎ、深い爪痕を残した。

 「ガッシャーン」。暴風の中、高さ30メートル以上ある天井からガラスが落ちた京都駅ビル(京都市下京区)。破片でけがをした男女3人は、ぼうぜんとし、傷口を押さえ座り込んだ。周囲の人たちは「頭に直撃していたらと思うと、ぞっとする」と驚いていた。

 午後2時25分ごろ、中央改札口前にガラスの割れる大きな音が響いた。コンビニの女性店員(38)は勤務中、ガラスが落下する瞬間を目撃し、慌てて店を飛び出した。男女3人が頭や手から血を流しており、同僚と手分けしてばんそうこうやティッシュを手渡した。「けがをした女性に大丈夫かどうか尋ねると、『分からない』とショックを受けた様子だった」と話した。

 改札口前で運行再開を待っていた会社員の男性(47)=東京都杉並区=は、女性駅員の叫び声で異変に気付いた。「ガラスが一度落ちた後、10分後にまた落ちてきた。怖くて建物の外に逃げた」と興奮した様子だった。

 建物を管理する京都駅ビル開発によると、中央改札口周辺は、天井や壁面がガラスで覆われる構造となっている。1997年の完成以来、天井からガラスが落下したのは初めて。担当者は「修理のめどはたっていないが、なるべく早く復旧させたい」と話した。

【 2018年09月05日 09時07分 】

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