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20歳成人式、京都市は継続 和装業界配慮、政令市で初表明

華やかな晴れ着姿で記念撮影をする新成人たち(1月8日、京都市左京区・ロームシアター京都前)
華やかな晴れ着姿で記念撮影をする新成人たち(1月8日、京都市左京区・ロームシアター京都前)

 京都市の門川大作市長は18日の定例記者会見で、2022年の成人年齢引き下げ後も、成人式を「20歳のつどい」という形で継続する考えを明らかにした。新成人の18歳を対象とした式典の創設については、国の動向を見ながら検討する。

 成人年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法は今年6月に成立し、22年4月に施行される予定。成人式について定めた法律はないため、式典を継続するかどうかの判断は各自治体に委ねられている。成人式の継続を表明した政令市はまだなく、全国的にも珍しいとしている。

 例年成人式を行っている1月は、18歳にとって大学受験や就職を控えた多忙な時期である上、式典で振り袖ではなく高校の制服を着用する可能性があることなどに配慮した。京都の和装業界からも、成人式の対象年齢引き下げによる着物産業の衰退を懸念する声が出ていた。

 市は来年1月の成人式から「20歳のつどい」の副題を付け、周知を図る。門川市長は「落ち着いた時期に20歳を祝うことが結果として和装振興につながる。成人式は日本の文化であり、京都から率先して取り組みたい」と話した。

【 2018年09月18日 23時20分 】

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