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現金管理巡ってトラブルか 滋賀切断遺体、容疑者と被害男性

容疑者の自宅兼店舗裏に集まる捜査員(9月16日午後1時28分、守山市古高町)
容疑者の自宅兼店舗裏に集まる捜査員(9月16日午後1時28分、守山市古高町)

 知人男性の遺体を切断し、一部を滋賀県草津市の川沿いなどに捨てたとして、滋賀県警捜査本部(草津署)は3日、死体遺棄と死体損壊の疑いで、守山市古高町の焼き肉店経営の男(68)=窃盗容疑で逮捕=を再逮捕した。

 死体遺棄事件は遺体発見から2カ月を前に、容疑者が逮捕され、解明へ動きだした。被害男性=当時(69)=との間には金銭トラブルがあったという情報があり、県警が慎重に調べている。

 関係者の話では、2人は10年以上前に同じ建設現場で知り合った。男は男性に今春、別の建設会社の寮を住居として紹介した。

 最近、月3万円の寮の家賃が滞納されることがあった。男性の年金収入など現金を管理していた男が横領したのではないかと、2人の間でトラブルになっていたという。

 2人を知る男性は「そんなに大きな額ではなく、死体の遺棄などをするとは思えないが…」と話した。

 一方、男は今年6月ごろから守山市のスナックに毎週のように通い、一緒に飲んでいた人の代金を支払うこともあった。同店の客は「お金に困っている様子はなかった」と振り返った。

 県警は9月、男性のキャッシュカードを使って現金約70万円を引き出していたとして、窃盗の疑いで男を逮捕していた。県警は、こうした金銭トラブルが動機につながった可能性もあるとみている。

 男は九州出身。造船業や建設業を経て、2010年7月に守山市古高町で焼き肉店を開店した。よく同店で食事をしたという女性は「きちょうめんな性格で、肉の焼き方も教えてくれた」と話す。

 被害男性は、30年近く前に草津市芦浦町の建設会社で働き始めた。同社の女性は「まじめできちんとした仕事ぶりだった」と語った。

 9年前に建設会社は廃業。最近は年金や、畑で作った野菜を近くの道の駅に出荷し、暮らしていたという。

【 2018年10月04日 09時20分 】

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  • 容疑者の自宅兼店舗裏に集まる捜査員(9月16日午後1時28分、守山市古高町)
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