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「鬼の洞窟」きつい斜面や悪い足場も 京都・登山男性死亡

「鬼の洞窟」へと続く山道を進む捜索隊たち(22日午前6時30分、福知山市大江町北原・鬼嶽稲荷神社)
「鬼の洞窟」へと続く山道を進む捜索隊たち(22日午前6時30分、福知山市大江町北原・鬼嶽稲荷神社)

 京都府福知山市大江町北原の大江山山中で行方不明になった男性(77)=金沢市=は22日朝、心肺停止の状態で見つかり、その後、死亡が確認された。大江山は家族連れなども訪れる人気の登山スポットだが、足場の悪い箇所も少なくなく、地元関係者は注意を呼び掛ける。

 捜索は、男性が行方不明になった前日に引き続き、この日は午前6時半から開始。福知山署員や市消防隊員ら約50人が、捜索本部の置かれた鬼嶽(おにだけ)稲荷神社から次々と出発した。

 同神社から男性が向かった岩場「鬼の洞窟」までは300メートルほどだが、登山道の傾斜はきつく、朝露にぬれた枯れ葉が足をすくう。捜索に当たった消防隊員(59)は「登山道の幅が狭い箇所もあり、足元が滑って身の危険を感じるほどだった」と汗をぬぐった。

 大江山に詳しい自然公園指導員の赤松武司さん(65)=同町金屋=によると、比較的なだらかで初心者でも登りやすい大江山でも、毎年のように遭難者が出ているという。「秋も深まり日暮れも早くなった。装備を調えて入山しないと、道に迷ったり、滑落したりする恐れがある」といい、山行への心構えと準備の大切さを強調する。

【 2018年10月22日 20時04分 】

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