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園児たたきつけ骨折、元保育士の女に有罪 「危険性理解し暴行」

 大津市の田上保育園で女児=当時(1)=を床にたたきつけて脚を骨折させたとして、傷害罪に問われた元保育士の女(28)=同市千町1丁目=に大津地裁(加藤靖之裁判官)は4日、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年6月)を言い渡した。

 加藤裁判官は、被告の顔近くの高さから女児を床に下ろし、左足を床に衝突させたとし、「被害者に突如着地を強いる結果、傷害を負わせる危険性を十分理解した上で暴行に及んだ」と指摘した。保育業務は重労働でストレスにさらされていた可能性があるとしつつも、「社会の保育士に対する信頼を失墜させた」と述べた。

 弁護側は暴行の故意はなく、骨折という結果も着地した際の足の向きによる偶発的な事故だったとして、無罪を訴えていた。加藤裁判官は因果関係を認め、弁護側の主張を退けた。

 判決によると、女は3月15日午前11時半すぎ、園内の廊下で女児の両脇を両手で抱えて持ち上げ、床に下ろして左脚を骨折するけがを負わせた。

【 2018年12月04日 19時19分 】

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