出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

「子どもの前で配偶者にDVは虐待」 臨床心理士の教授が指摘

宮井さんの講義に聴き入る受講者(長岡京市神足2丁目・バンビオ1番館)
宮井さんの講義に聴き入る受講者(長岡京市神足2丁目・バンビオ1番館)

 面前でのドメスティックバイオレンス(DV)に苦しむ子どもへの支援方法を学ぶ講座「DVの中で生きる子どもへの視点と支援―役立つ解決志向」がこのほど、京都府長岡京市神足2丁目のバンビオ1番館であった。支援に携わる受講者らが専門家の講義に聴き入った。 

 市女性交流支援センターが「パープル&オレンジリボンプロジェクト」の取り組みの一環として企画。臨床心理士で京都橘大教授の宮井研治さんが講師を務めた。

 宮井さんは主に児童相談所で子どもと家族と接してきた経験を基に「配偶者への面前での暴力は子どもの虐待といえる」と断言。増加の一途の児童虐待件数や内容、虐待者別割合などのデータを示すとともに、児童虐待とDV相談の対応の違いや面接の難しさなどを具体的に説明した。

 解決に焦点をあてた心理療法や効果的な質問の仕方、加害と被害のとらえ方なども解説。「できることは話を上手に聞くことで、無理に聞き出さず質問攻めにしない。待つ姿勢で、話し出したときが聞き時。この聞き出し方が解決志向につながる」とアドバイスした。

【 2018年12月05日 11時20分 】

ニュース写真

  • 宮井さんの講義に聴き入る受講者(長岡京市神足2丁目・バンビオ1番館)
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

    地域の政治・社会ニュース

    全国の政治・社会ニュース