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少年鑑別所ってどんな所? 大学生、職員から話聞く

職員の案内で、相談室を見学する学生たち(京都市左京区・京都少年鑑別所)
職員の案内で、相談室を見学する学生たち(京都市左京区・京都少年鑑別所)

 非行や犯罪をした20歳未満の少年が入所する京都少年鑑別所(京都市左京区)で、大学生向けの見学会が開かれている。進路を考える学生に仕事を知ってもらうのが狙いで、参加した学生たちは、施設の環境や仕事のやりがいについて、職員から話を聞いた。

 少年鑑別所は、家庭裁判所から観護措置として送致された少年を収容するとともに、非行をした原因を分析し、改善方針を示す施設。心理検査や面接を通して非行や犯罪に影響した問題を調べる。

 見学会ではまず、鑑別所の役割や、一般からの相談も受け付ける地域援助などの業務、規則正しく生活する少年の1日などを説明。11月中旬に開かれた見学会では、渡邉悟所長が自身の経験談を交えながら「面接では、まずは安心して会話ができる関係を築く。少年が自分自身で問題に気がつかないといけない」と説いた。

 カウンセリングを行う相談室や、3畳でトイレや洗面台がある1人部屋など所内の見学も行う。グラウンドの一角にある畑では、今年カボチャを栽培したエピソードを職員が紹介、「入所者が短期間で入れ替わるため、種まきから世話、収穫は、それぞれ異なる少年が行った」などと説明した。

 見学した京都府立大公共政策学部3年生(21)は「少年の非行に関心があり参加した。厳しいイメージだが、少年の今後の人生を思いやる職員の方の姿勢がすてきだと感じた」と話した。

 12月14日まで。問い合わせは京都少年鑑別所075(751)7111。

【 2018年12月06日 13時58分 】

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