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路上で男性刺殺に懲役14年 京都地裁「犯行は残忍」

京都地裁
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 京都市伏見区の路上で2016年9月、同区の理髪業渡邊直樹さん=当時(46)=が刺殺された事件で、殺人と建造物等以外放火の罪に問われた前田晃始被告(28)の裁判員裁判の判決が7日、京都地裁であった。齋藤正人裁判長は「犯行態様は残忍で、被告人が果たした役割は重要」として、懲役14年(求刑懲役14年)を言い渡した。

 公判で前田被告は「殺害には加わっていない」と無罪を主張しており、共犯とされた福光大吾受刑者(35)=同罪で懲役18年確定=との共謀が争点になっていた。

 齋藤裁判長は判決理由で、目撃者の証言や被害者の傷口の状況から、2人がかりで包丁で攻撃したと認定。兄貴分の福光受刑者の金銭トラブルに巻き込まれた部分があるとしながら、「被告が攻撃に加勢したことで、殺人と放火が短時間のうちに実行できた」と述べた。

 判決によると、殺害を指示したとされる倉本嘉太郎被告(39)=殺人罪で公判中=や福光受刑者と共謀し、16年9月28日午前0時すぎ、伏見区桃山町日向の路上で、渡邊さんの首などを刃物で刺して殺害し、大津市内で渡邊さんが使用していた乗用車を焼損させた。

【 2018年12月07日 21時20分 】

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