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女性消防団員、着々増加中 京都市、500人が安全担う

他の団員らと一緒に年末警戒にあたった濱田さん(先頭)=昨年12月25日、京都市下京区
他の団員らと一緒に年末警戒にあたった濱田さん(先頭)=昨年12月25日、京都市下京区

 地域防災を担う消防団員の減少が続く中、京都市内の女性消防団員が年々増加し、このほど500人に達した。女性団員の採用は1992年に始まった。2008年以降の10年間で約300人も増加し、新たな担い手として期待される。

 クリスマスムードが漂う昨年の12月25日、下京区の永松分団の濱田知美さん(41)は、年末警戒で団員たちと繁華街を巡回した。「ごみがよく落ちているのが目について」とトングとごみ袋を手に吸い殻などを手際よく拾い集めた。

 母親が消防団員だったことがきっかけで入団した。「地域のことを詳しく知ることができ、さまざまな職種の人と知り合える」と魅力を語る。救命救急やポンプ操法も習得し「地域のために少しでも役に立てれば」と話す。

 市消防局では、分団の枠を超えた女性団員同士の意見交換会を16年度から開いたり、防火安全指導隊を昨年度から結成したりするなど、団員確保のための取り組みを進めてきた。担当者は「女性ならではの視点で、きめ細かな防火安全指導などを行ってもらいたい」としている。

【 2019年01月09日 16時30分 】

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