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子ども食堂の食べ物足りない! フードセンター、提供先探し奔走

提供を受けた食材を整理するきょうとフードセンターの職員(京都市中京区)
提供を受けた食材を整理するきょうとフードセンターの職員(京都市中京区)

 企業などから食品を集め、京都府内の子ども食堂などに提供している「きょうとフードセンター」は、新たに食品を提供してくれる事業所や商店、個人を探している。昨年3月の開設以来、20の提供先から集めた食品を30回にわたり配布しているが、持ち込まれる量は当初見込みより少ないという。担当者は「小口の提供などにも臨機応変に対応するので、気軽に連絡して」と呼び掛けている。

 子ども食堂などに安定して食品を供給するため京都府が開設し、府社会福祉協議会が運営している。京都市中京区のハートピア京都のほか亀岡市と城陽市、精華町の児童養護施設などに食品の一時保管庫がある。

 子ども食堂は月1~2回程度の開催が多いため、1カ月以上の賞味期限を残す食品が対象となる。基本的に提供側が持ち込むルールで、常温保存となるのも食品が集まりにくい一因になっている。一時保管庫がない府北部への配送なども課題だ。

 コンビニから期間限定商品の余った分や、食品メーカーから包装が破損した商品などを大口で提供してもらった例があるほか、家庭菜園の野菜などを持ち込む人もいる。精肉やケーキの提供申し出などもあり、あらかじめ希望する子ども食堂を募って例外的に受け取りに行くなど、融通をきかせて対応しているという。

 同センターの森達夫さんは「菓子やデザート、ジュース類など子どもが喜ぶものも大歓迎。食材のロスが出ないような配り方を考えたい」と話す。同センター075(252)6299。

【 2019年02月01日 11時50分 】

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