出版案内
福祉事業団
京都新聞AR

官製談合防止法違反の疑い、町職員ら逮捕 入札情報漏らす

京都府警本部
京都府警本部

 京都府精華町発注の排水路整備工事で入札情報を漏らしたなどとして、京都府警捜査2課と中京署などは15日、官製談合防止法違反の疑いで精華町事業部監理課主幹の北庄司篤容疑者(44)=精華町精華台4丁目=を、公契約関係競売入札妨害の疑いで同町の建設会社「精東建設」社長の男(54)=奈良市押熊町=をそれぞれ逮捕した。府警は2人の認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は2018年10月、精華町内で実施された排水路整備工事の一般競争入札を巡り、北庄司容疑者が社長に最低制限価格の根拠となる非公表情報を教えて精東建設に落札させ、公正な入札を妨害した疑い。

 府警などによると、入札には3社が参加。精東建設は、最低制限価格と3千円差の1567万9千円で落札した。北庄司容疑者は当時、公共工事の入札事務を担当し、同価格を知りうる立場だった。府警は、情報を伝えたことへの見返りがなかったかなど、入札の経緯を捜査している。

 町が公開している入札結果情報によると、精東建設と社長の親族が経営する別の建設会社は14年度以降、町発注の工事18件(共同企業体2件を含む)を計約9億7千万円で落札。うち8件は非公表の最低制限価格と同額で落札し、残る10件も差額は千円~1万3千円だった。

【 2019年02月15日 22時43分 】

ニュース写真

  • 京都府警本部
京都新聞デジタル版のご案内

    地域の政治・社会ニュース

    全国の政治・社会ニュース