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官製談合疑い町職員逮捕「痛恨の極み」京都・精華町長が謝罪

町職員の逮捕を受け、記者会見で謝罪する京都府精華町の木村町長(左から2人目)ら=町役場
町職員の逮捕を受け、記者会見で謝罪する京都府精華町の木村町長(左から2人目)ら=町役場

 京都府精華町発注の排水路整備工事で入札情報を漏らしたとして、町職員が官製談合防止法違反の疑いで府警に逮捕されたことを受け、町は17日、役場で記者会見を開いた。木村要町長は「誠に申し訳なく、痛恨の極み」と謝罪し、学識者らによる第三者調査委員会を設置して原因を究明するとともに、再発防止策をまとめる考えを示した。

 町によると、逮捕された監理課主幹北庄司篤容疑者(44)は1993年採用。技師として技術畑を歩み、2016年から同課で工事の入札事務や完了検査に携わり、入札情報を知り得る立場にあった。「非常に真面目できちょうめん。真摯(しんし)に仕事に向き合っていた」(総務部)という。

 町の入札は、国土交通省が採用する「中央公共工事契約制度運用連絡協議会モデル」に基づき、北庄司容疑者をはじめ事業部監理課職員が最低制限価格の参考値を算出。この後、同部内外の管理職6人が参考値に基づく価格を札に書き込み、ランダムに選んだ3枚の平均値から最低制限価格を決める。このため、開札まで最低制限価格は職員にも分からないとしている。

 一方、18年度は1月末現在で町発注の建設工事56件のうち29件が最低制限価格と同額で落札された。官製談合の常態化を疑う報道陣の質問に、大植辰治副町長は「業者側の(価格の)積算能力が向上したと捉えていた」と釈明した。

【 2019年02月18日 10時28分 】

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