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ボタン電池の誤飲「超危険」 専門家指摘、ミニトマトで窒息も

子どもが実際に誤飲したもの。ホチキスの芯や押しピンなども並ぶ(京都市中京区・京あんしんこども館)
子どもが実際に誤飲したもの。ホチキスの芯や押しピンなども並ぶ(京都市中京区・京あんしんこども館)

 子どもの誤飲・誤嚥(ごえん)予防についてどのように注意したらよいのか専門家に聞いた。

 小児科医で、子どもの傷害予防に取り組むNPO法人「Safe Kids Japan」(セーフキッズジャパン、東京都)理事長の山中龍宏さんは、「危険なのは医薬品」と話す。重い症状になることもあり、祖父母宅でも対策をしたい。

 1月に京都府長岡京市内で開いた傷害予防のリーダー養成講座で講演した山中さんは、ボタン電池も「超危険」と指摘。食道にとどまり、放電して食道が傷つく。最悪の場合は死に至る。

 ミニトマトなどで窒息死した事例もある。3歳児が口を開けたときの最大口径は3・9センチ。「4歳までは4センチ径以下のものを食べる際は4分割を」と呼び掛けた。

 また、子どもの事故は「『運が悪い事故』ではなく、『予防可能な傷害』だ」と訴えた。医薬品に開封しにくい包装容器があることを紹介し、「予防とは、モノの設計や環境など『変えられるもの』を見つけて変えていくこと。社会全体でやらないといけない」と語った。

【 2019年03月04日 13時59分 】

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