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最低価格教え数十万円受け取る 加重収賄容疑で町職員を再逮捕

京都府警本部
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 京都府精華町発注の下水道工事の入札をめぐる官製談合容疑事件で、京都府警捜査2課と中京署などは8日、加重収賄などの疑いで、精華町監理課主幹北庄司篤容疑者(44)=同町精華台4丁目=を、贈賄などの疑いで、同町の建設会社「精東建設」社長の男(54)=奈良市押熊町=を再逮捕した。府警は2人の認否を明らかにしていない。

 北庄司容疑者の再逮捕容疑は、2018年6~12月、精華町内で実施された2件の下水道工事の一般競争入札を巡り、最低制限価格の根拠となる非公表情報を社長に伝え、精東建設と社長の親族が経営する土木工事会社「岩井組」に最低制限価格と近接する価格で落札させるなどした上、謝礼として現金数十万円を受け取った疑い。社長は、非公表情報を教えてもらった見返りに北庄司容疑者に現金を渡すなどした疑い。

 府警によると、北庄司容疑者は、町発注工事の入札業務などを通じて社長と知り合ったという。府警は社長が北庄司容疑者に対し、非公表情報の提供を依頼していたとみている。

 町が公開している入札結果情報によると、精東建設と岩井組は14年度以降、町発注の工事18件(共同企業体2件を含む)を計約9億7千万円で落札。うち8件は非公表の最低制限価格と同額で落札し、残る10件も差額は千円~1万4千円だった。

【 2019年03月08日 21時38分 】

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