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京都市長「理解得られると思う」隣市住民が反対の救護施設計画

救護施設の建設予定地
救護施設の建設予定地

 京都市議会は12日、予算特別委員会を開き、総括質疑を行った。門川大作市長は建物の高さ規制の緩和を盛り込んだ新景観政策の見直し方針について、「景観を守るという基本理念は変えていない。丁寧に説明したい」と理解を求めた。着工を見送っている伏見区の救護施設整備計画に関しては、必要性を強調した。

 新景観政策の見直しは、地価高騰やオフィス不足といった社会的課題に対応するため、各地域の状況に合った高さ規制を設けてそれぞれの特性を生かす狙いがある。一方、景観保全に取り組む民間団体からは、「安易な緩和は許されない」との批判も出ている。

 門川市長は答弁で、「(優れた眺望などを保全する)『視点場』を増やすといった規制強化もしており、丁寧に説明したい。新景観政策の骨格は変えず、地域ごとの都市特性を生かしていく」と述べた。

 また、生活保護受給者らの救護施設を社会福祉法人が向日市との境界に整備する計画に対し、施設に隣接する向日市の市民から不安の声が上がっていることには「事前説明に不行き届きな部分があった」としつつも「京都市民だけが対象ではなく、地域にとって必要性の高い施設。丁寧に説明すれば理解を得られると思う」との認識を示した。

【 2019年03月13日 09時01分 】

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