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無料で入城、御朱印帳に列… 令和スタートで広がる祝賀ムード

改元の瞬間に合わせて結婚式を開き、式後に「令和のボード」を持つ中嶋裕さん(左)と松山紗代子さん=1日午前0時21分、大津市・びわ湖大津プリンスホテル
改元の瞬間に合わせて結婚式を開き、式後に「令和のボード」を持つ中嶋裕さん(左)と松山紗代子さん=1日午前0時21分、大津市・びわ湖大津プリンスホテル

 令和がスタートした1日、京都、滋賀では記念イベントが各地で行われた。無料公開された観光名所などには早速大勢の観光客らが訪れ、祝賀ムードに包まれた。

 大津市のびわ湖大津プリンスホテルでは、改元の瞬間の1日午前0時に合わせて「新元号カウントダウン結婚式」が行われた。京都市下京区の会社員中嶋裕さん(47)と紗代子さん(37)が時代の節目に愛を誓い合った。

 裕さんが「令和になって一番初めの結婚式。最も思い出になるかな」と考え、1組限定の特別プランに応募した。両親や知人8人が見守る中、式は30日午後11時46分にホテルのチャペルで始まり、スタッフのカウントダウンに合わせて午前0時に新郎新婦がキスを交わした。裕さんは「令和になって笑顔の絶えない家庭を築きたい」、紗代子さんは「新しい時代に2人でスタートを切れてうれしい」と晴れやかな表情を見せた。

 世界文化遺産の清水寺(東山区)では午前8時の納経所開所から参拝者が列を作った。目当ては令和元年初日の御朱印。旅行で北九州市から夫婦で訪れた会社員倉掛美佳子さん(54)は「令和元年五月一日」の文字が入った御朱印帳を手に「奈良の東大寺で平成最後の御朱印をもらい、令和最初の御朱印を清水寺でもらえて新鮮な気持ちでうれしい。令和は平和な時代になってほしい」と話していた。

 二条城(中京区)では東大手門の前に天皇陛下の即位を祝う看板が設置され、入城料が無料となった。午前8時45分の開門と同時に多くの観光客が入城。「慶祝 天皇陛下御即位」と書かれた看板の前には記念撮影しようとする人で行列ができた。広島県廿日市市から訪れた藤川由美さん(49)は「時代の変わり目に立ち会えることはなかなかない。思っていたよりお祝いムードがあり、京都で迎えられてよかった」と話していた。

 皇室ゆかりの地・京都からお祝いムードを盛り上げようと、京都市は市役所(中京区)や各区役所・支所など32カ所に天皇即位を祝う看板を掲げた。市役所前では朝から作業員が縦90センチ、横3メートル60センチの看板を設置した。岐阜市から観光に訪れた会社員日比淳平さん(19)は「自分の生活が変わる訳ではないので改元の実感がわいていなかったが、看板を見て新しい時代になるんだと感じた」と話していた。

【 2019年05月01日 18時29分 】

ニュース写真

  • 改元の瞬間に合わせて結婚式を開き、式後に「令和のボード」を持つ中嶋裕さん(左)と松山紗代子さん=1日午前0時21分、大津市・びわ湖大津プリンスホテル
  • 天皇即位を祝う屏風の前で記念撮影する入場者(1日午前9時4分、京都市中京区・二条城)=撮影・安達雅文
  • 御朱印を求めて並ぶ参拝者(1日午前9時10分、京都市東山区・清水寺)
岸田繁 交響曲第一番・第二番 連続演奏会 2019.10.5

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