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大津市が散歩ルート総点検 園児死亡事故受け、危険箇所は対策へ

園児死傷事故を受けて開かれた大津市の対策会議(市役所)
園児死傷事故を受けて開かれた大津市の対策会議(市役所)

 大津市で散歩中の保育園児らが死傷した交通事故を受け、市は13日、事故後初めての対策会議を市役所で開いた。幼稚園、認定こども園を含む市内153施設の全ての散歩ルートの点検を7月にかけて実施し、具体的な安全対策を市議会9月通常会議に提案することを決めた。

 点検で市道の危険箇所を把握し、防護柵設置やカラー舗装などの対策を本年度中に実施する。会議後、越直美市長は「毎年点検している小中学校の通学路を参考に、対策に取り組む。予算が大きくなっても本年度中にしっかりやりたい」と述べた。県道については滋賀県に対策を求める。

 また、越市長は、16日に東京で開かれる自民党の交通安全対策に関する会議に出席し、予算措置を含む国レベルの支援を要請する。車の一時停止や徐行が必要な通学路を指定する「スクールゾーン」のような仕組みを、園児の散歩ルートにも適用できないかといった提案も検討している。

 この日の対策会議には市や市教育委員会の幹部ら17人が出席。8日の事故発生後、市内の保育施設や小学校に臨床心理士を派遣し、子どもや保護者、職員の心のケアに努めていることなどが報告された。会議の冒頭には事故で亡くなった園児2人に対し、全員で黙とうした。

【 2019年05月14日 09時28分 】

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