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京都市美術館で通風口に男児2人転落、1人一時意識不明

男児が転落した京都市美術館別館の通風口。事故後、同館が注意喚起の貼り紙やポールを設置した(15日午前11時、京都市左京区岡崎最勝寺町)
男児が転落した京都市美術館別館の通風口。事故後、同館が注意喚起の貼り紙やポールを設置した(15日午前11時、京都市左京区岡崎最勝寺町)

 京都市左京区の市美術館別館の通風口(深さ約2メートル)で今月8日、小学3年の男児2人が転落し、1人が一時意識不明になっていたことが15日、分かった。市は「市側に過失があるかどうかは確認中」としている。

 市美術館や市消防局などによると、8日午後4時50分ごろ、2人が同館別館の地下と外部をつなぐ通風口のネットに引っ掛かったボールを取ろうと進入したところ、ネットが外れて転落した。1人が頭を強く打ち、一時意識不明となった。現在も入院中という。

 同館によると、ネットは落下物防止用で、人が乗る想定はしていなかった。周囲に高さ約1・1メートルの柵を設け、「立入禁止」の貼り紙を掲示していたという。

 事故を受け、3カ所ある通風口付近に注意を呼び掛ける貼り紙を増やした。今後、安全対策を検討するという。市文化市民局の別府正広局長は京都新聞の取材に対し、「今回の事故を重く受け止めている。けがをされた方やご家族にお見舞い申し上げ、誠実に対応したい」と話した。

【 2019年05月15日 14時50分 】

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